日経225先物オプション避難所 #369

369名無しさん@Next2ch:2024/08/02(金) 15:49:27.80 ID:NS2bhDUM

【相場の細道】パウエルFRB議長、9月FOMCでの利下げ示唆

「Fed Could Cut Rates ‘As Soon As’ September Meeting」(パウエルFRB議長)

1.7月米連邦公開市場委員会(FOMC)
 7月30-31日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、8会合連続でFF金利誘導目標レンジ(5.25-50%)の据え置きが決定された。
 FOMCは、2022年3月の利上げ開始以来、2大責務(「雇用の最大化」maximum employmentと「物価の安定」stable prices)のうち、「物価の安定」に特段の重点(highly attentive to inflation risks)を置いてきた。しかし、今回の声明文では、「2大責務の両面のリスクに留意する」(attentive to the risks to both sides of its dual mandate)との文言に変更された。当局者は、2大責務を達成する上でのリスクは、よりバランスが取れてきていると考えるようになったことが示されている。
 すなわち、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEデフレーターの6月分は前年比+2.5%まで鈍化しており、インフレ目標2%に迫っている。一方で、失業率は5月が4.0%、6月が4.1%とやや上昇傾向にある。
 当局者は、労働市場に対する判断を引き下げ、「雇用の伸びは緩やかになり、失業率は上昇したが低いままだ」と指摘している。
 インフレについては、「この1年で緩和したが、依然として幾分高い水準(remains some elevated)にある」と記し、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの「確信を強める」まで、政策金利の引き下げは適切ではない、との文言は維持した。

2.ハト派的なパウエルFRB議長
 パウエルFRB議長は、「問題となるのは、データの全体像や変化する見通し、リスクバランスがインフレに対する確信の強まり、そして堅調な労働市場の維持と整合するかどうかだ」と指摘した。そして、「そのテストが満たされれば、早ければ次回9月の会合で政策金利の引き下げが選択肢となり得る」、「経済の展開の仕方次第で、年内の利下げがゼロにも複数回にもなるというシナリオは想像し得る」と述べた。
 労働市場が冷え込むにつれてインフレが予想外に加速するリスクは低下したが、労働市場の下振れリスクは「現在、現実のものとなっている」と述べた。
 また、0.50%の利下げの可能性や政治的な圧力に関しては否定した。

3.今後の日程
・8月22-24日:ジャクソンホール会合「金融政策の有効性と伝達の再評価」
・9月17-18日:FOMC・・・0.25%の利下げ見通し(5.00-25%)
・11月5日:米国大統領選挙
・11月6-7日:FOMC・・・0.25%の利下げ見通し(4.75-5.00%)
・12月17-18日:FOMC・・・0.25%の利下げ見通し(4.50-75%)


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