東京マーケットダイジェスト・11日 円安・株高
(11日15時時点)
ドル円:1ドル=161.69円(前営業日NY終値比横ばい)
ユーロ円:1ユーロ=175.19円(△0.08円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0835ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:42224.02円(前営業日比△392.03円)
東証株価指数(TOPIX):2929.17(△19.97)
債券先物9月物:142.82円(横ばい)
新発10年物国債利回り:1.080%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<国内> <発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
2377億円の取得超 2542億円の処分超・改
対内株式
6037億円の取得超 1850億円の所得超・改
5月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比 ▲3.2% ▲2.9%
前年同月比 10.8% 0.7%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロ円は堅調。日経平均の上げ幅拡大を追い風にじり高で推移すると、175.31円まで上昇してユーロ導入来の高値を記録した。また、ポンド円は5月英国内総生産(GDP)が前月比で予想を上回る伸びとなった事も追い風となり、2008年以来となる208.10円まで上昇した。
・ドル円は底堅い。前日の上昇を背景とした利益確定の動きが重しとなり、161.48円まで下押すも、その後は仲値に向けてややドル買いが入ったことで下げ渋り。その後は本邦株高を背景としたクロス円の上昇を支えに161.75円まで切り返した。
・ユーロドルは小動き。円主導の展開となった事もあり、1.0830ドル台を中心とした動意に乏しい展開となった。
・日経平均株価は続伸。前日の米株高に反応して高く始まると、3日連続で史上最高値を更新したほか、終値で初めて4万2000円台に乗せた。
・債券先物相場は様子見。手掛かり材料に乏しい中、小動きが続いた。なお、20年債入札は「順調」な結果と市場では受け止められたが、反応は限られた。