厳しい結果となった7月のドイツ製造業PMI~東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは欧州株に関するリポートの中で、24日に発表されたドイツの7月製造業・非製造業PMI(速報値)において製造業PMIの数値が悪かったことに注目している。製造業PMIは25カ月連続で50を割り込んでおり、回復の気配すら見えていないとのこと。東海東京では、(1)エネルギー供給の不安定さやクリーンエネルギーへの移行に伴うコスト高などを背景とする製造業の生産低迷、(2)政府による経済政策の不足―などが背景にあると指摘。ユーロ圏最大の経済大国であるドイツの状況が改善に向かわない限り、ユーロ圏は低成長からなかなか抜け出せないと考えている。