S&P500指数の見通しを上方修正~みずほ
みずほ証券では、S&P500指数の想定予想PERを見直し、2024年末の予想を5500pから5800pに、25年6月末予想を5700pから6000pに上方修正している。また、25年9月末予想を新たに6100pとしている。みずほでは目先、米主要500社の4-6月期決算発表、7月のFOMCやジャクソンホール会議での利下げ示唆を手がかりに米国株が買われる場面があるものの、これらのイベント通過後は、材料不足で上値の重い展開になるとみている。その後は、インフレ鈍化や利下げにより米国景気が上向くことへの期待や、業績拡大の裾野が広がることを織り込む動きを背景に、米国株が上昇基調に転じると予想している。