東京マーケットダイジェスト・29日 円下値堅い・株高
(29日15時時点)
ドル円:1ドル=153.62円(前営業日NY終値比▲0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=166.80円(▲0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0860ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:38468.63円(前営業日比△801.22円)
東証株価指数(TOPIX):2759.67(△60.13)
債券先物9月物:143.10円(△0.28円)
新発10年物国債利回り:1.025%(▲0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.15600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日経平均先物が上昇して始まったことを背景に早朝から買いが強まり、一時154.35円まで値を上げた。ただ、時間外の米10年債利回りが低下したうえ、本邦輸出企業から東京仲値前にまとまった売りが持ち込まれると失速。先週末安値の153.15円を下抜けて153.02円まで売り込まれた。ただ、153円台をキープすると153円台半ばまで下げ渋るなど、一段安の展開にもならなかった。
・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円につれる動きとなり、株高を好感して167.52円まで買いが先行するものの、その後は166.33円まで一転下落した。
・ユーロドルはもみ合い。米長期金利の低下を支えに先週末高値の1.0868ドルを上抜けて1.0870ドルまで上げたが、上値は限られた。東京市場では値幅が19pips程度と狭かった。
・日経平均株価は9営業日ぶりに反発。先週末の米国株が堅調に推移した流れを引き継いで週明けから買いが先行。先週末まで8日続落し、3600円ほど下落していた反動もあり、自律反発的な買いも見られた。
・債券先物相場は続伸。先週末に米インフレの鈍化基調を確認し、週明けも低下幅を広げた米長期金利の動きに追随した。一時143.22円まで上値を伸ばす場面があった。