東京マーケットダイジェスト・26日 円神経質な動き・株安
(26日15時時点)
ドル円:1ドル=153.62円(前営業日NY終値▲0.32円)
ユーロ円:1ユーロ=166.78円(▲0.17円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0857ドル(△0.0011ドル)
日経平均株価:37667.41円(前営業日比▲202.10円)
東証株価指数(TOPIX):2699.54(▲10.32)
債券先物9月物:142.82円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.055%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.15600%(△0.00700%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
7月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 2.2% 2.1%
5月景気動向指数改定値
先行指数 111.2 111.1
一致指数 117.1 116.5
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は神経質な動き。早朝の薄商いで売りが持ち込まれると一時153.40円まで下落したが、東京仲値にかけては本邦実需勢の買いが持ち込まれ154.14円まで反発。一方、仲値を通過すると153.40円台に失速するなど不安定な動きとなった。その後は154円手前まで切り返す場面があったが、上値は限られた。
・ユーロ円は方向感がない。総じてドル円につれた動きとなり、早朝に166.45円まで下げた後、仲値にかけて167.28円まで切り返したが、上値は限られた。
・ユーロドルは小高い。豪ドル米ドルなどストレート通貨は若干買われた流れに沿って一時1.0861ドルまで上げたが、欧州勢の本格参入を前に積極的な売買は手控えられた。
・日経平均株価は8日続落。続落の長さは2年9カ月ぶりとなった。昨日の米ハイテク株が下落したことで半導体関連株が引き続き軟調に推移した。引けにかけてはトヨタなど主力株に売りが集まるなど、戻りは鈍かった。
・債券先物相場は8営業日ぶりに反発。昨日の米国債が買われたことを受けて買いが強まった。続落していた反動もあり、一時142.94円まで上昇した。2年債入札が好調だったことも下値を支えた。