日経225先物オプション避難所 #256

256名無しさん@Next2ch:2024/07/26(金) 15:05:54.36 ID:94cjZmj0

【相場の細道】タカ派ECB理事、利下げに前向き

「経済データにネガティブなサプライズがなければ、ECBは利下げできるはず」
(タカ派のナーゲル独連銀総裁)

 2024年7月18日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会で、予想通りにレーン専務理事が提案した中銀預金金利3.75%の据え置きが全会一で決定された。しかし、タカ派的な理事でさえも、今後の経済指標でディスインフレ継続が確認されれば利下げに前向きであることが判明した。域内の物価圧力は依然として高く、インフレ率は来年までECB目標を上回るとして、次の動きについて示唆を与えなかった。

1.欧州中央銀行(ECB)の金融政策正常化(※中銀預金金利)
■2024年7月18日: 3.75%(据え置き)
■2024年6月6日:-0.25%=3.75%(第1次利下げ)
■2024年4月11日:4.00%(据え置き)
■2024年3月7日:4.00%(据え置き)
■2024年1月25日:4.00%(据え置き)
■2023年12月14日:4.00%(据え置き)
■2023年10月26日:4.00%(据え置き)
■2023年9月14日:+0.25%=4.00%(第10次追加利上げ)
■2023年7月27日:+0.25%=3.75%(第9次追加利上げ)
■2023年6月15日:+0.25%=3.50%(第8次追加利上げ)
■2023年5月4日:+0.25%=3.25%(第7次追加利上げ)
■2023年3月16日:+0.50%=3.00%(第6次追加利上げ)
■2023年2月2日:+0.50%=2.50%(第5次追加利上げ)
■2022年12月15日:+0.50%=2.00%(第4次追加利上げ)
■2022年10月27日:+0.75%=1.50%(第3次追加利上げ)
■2022年9月8日:+0.75%=0.75%(第2次追加利上げ)
■2022年7月21日:+0.50%=ゼロ(第1次利上げ)

2.声明文
「インフレ率が中期的に2%の目標に確実に戻り、金融政策の円滑な機能を維持するためにその任務の範囲内ですべての手段を調整する用意がある」
「理事会は特定の金利の道筋について事前に約束はしない」
「インフレ率は来年も目標を上回る水準が続く可能性が高い」
「今後もデータに依存し、会合ごとのアプローチに従って適切な水準と期間を決定」

3.ラガルドECB総裁
・9月理事会:データに依存すること、会合ごとに決定すること、そして金利の道筋をあらかじめ決めないことが決定され、9月にどうするかはワイドオープン(何も決まっていない)
・ディスインフレへの確信:現在進行中のディスインフレプロセスが追加データによって実際に確認されれば、われわれの確信はさらに強まるだろう。
・賃金:最新の調査指標は、賃金の伸びが来年を通して緩やかになることを示唆している。
・インフレは低下する:インフレは来年下半期にかけて目標に向かって低下すると予想される。金融政策が予想以上に需要を抑制したり、世界の他の地域の経済環境が予想外に悪化したりすれば、インフレは下振れする可能性がある。
・成長リスクは下振れ傾向:経済成長に対するリスクは下向きに傾いている。不確実性が高まる中、投資指標は2024年の成長が緩やかであることを示している。ユーロ圏の経済は第2・四半期に成長したが、第1・四半期よりもペースが鈍化する可能性が高い。


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