東京マーケットダイジェスト・25日 円高・株大幅安
(25日15時時点)
ドル円:1ドル=152.73円(前営業日NY終値比▲1.16円)
ユーロ円:1ユーロ=165.63円(▲1.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0844ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:37869.51円(前営業日比▲1285.34円)
東証株価指数(TOPIX):2709.86(▲83.26)
債券先物9月物:142.74円(▲0.06円)
新発10年物国債利回り:1.065%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月企業向けサービス価格指数
前年同月比 3.0% 2.7%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
7304億円の処分超 2060億円の処分超・改
対内株式
490億円の処分超 2278億円の所得超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。朝方には一時153.97円まで上昇したものの、154円台回復とはならず、一巡後は一転して売りが優勢となった。海外勢を中心に円キャリートレードの解消とみられる動きが活発化。円全面高の展開となり、ドル円は一時152.23円と5月3日以来の安値まで売り込まれた。急ピッチで下げた反動から一巡後は152.90円台まで下げ渋る場面も見られた。
・ユーロ円も売り優勢。来週の日銀金融政策決定会合への警戒感から円が独歩高となった流れに沿った。ユーロ円は165.05円、ポンド円は196.27円、豪ドル円は99.71円まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため、1.0840ドルを挟んだ狭いレンジ取引となった。
・日経平均株価は7日続落。昨日の米ハイテク株の急落を受けて世界的にリスクオフムードが高まったほか、外国為替市場での円高で輸出関連株を中心にまとまった売りが持ち込まれた。下げ幅は一時1300円超と今年最大の下げ幅となった。
・債券先物相場は7日続落。日銀の早期利上げ観測から売りが先行すると一時142.42円まで下落した。ただ、超長期債に買いが入るとつれ高となり下げ幅を縮めた。