米個人消費の底堅さを示した6月の小売売上高=東海東京
東海東京インテリジェンス・ラボでは、16日に発表された米国の6月の小売売上高が前月比横ばい(0.0%)となったことに注目している。米小売売上高に関しては、昨年終盤から金額ベースでほとんど増えておらず、「頭打ち」に近い状態が続いているとのこと。米国の個人消費は強くはない。かといって「底割れ」している状況にはない。個人消費の「底割れ」あるいは景気後退を回避しつつ、米利下げサイクルの開始が実現するのであれば、それは今の米株市場にとって最良のシナリオになると、東海東京では考えている。