7月利上げの経済面からの根拠には説得力あり=MSMUFG
モルガン・スタンレーMUFG証券では、ベースケースとして、9月や10月よりも、日銀が7月の会合で政策金利を0.1%から0.25%に利上げする可能性の方が高いとみている。7月会合前に得られた重要なデータは物価の基調が先行き上昇する可能性を示唆していると捉えており、7月利上げの経済面からの根拠には説得力があると考えている。また、7月利上げに伴ってドル円が下落する場合、株式市場では、相対的に円高耐性が強い食料品や小売りセクターの物色が強まる可能性が高いと考えている。