東京マーケットダイジェスト・23日 円高・株上値重い
(23日15時時点)
ドル円:1ドル=156.31円(前営業日NY終値比▲0.73円)
ユーロ円:1ユーロ=170.23円(▲0.80円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0890ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:39594.39円(前営業日比▲4.61円)
東証株価指数(TOPIX):2833.39(△5.86)
債券先物9月物:142.90円(▲0.11円)
新発10年物国債利回り:1.060%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。東京仲値にかけて本邦実需勢の売りが観測されたほか、上昇して始まった日経平均株価がマイナス圏に沈んだことを受けて売りが優勢に。昨日安値の156.29円を下抜けて156.20円まで下げ足を速めた。
・ユーロ円も軟調。ドル円の下落につれたうえ、日本株の一転下落を受けて円買い圧力が高まった流れに沿った。ユーロ円は一時170.13円、ポンド円は201.94円、豪ドル円は103.61円までそれぞれ下値を広げた。
・ユーロドルはもみ合い。円絡みの取引が中心となったためユーロドル自体は1.08ドル台後半で方向感を欠いた。
・日経平均株価は5日続落。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが強まり、指数は一時300円超上昇した。ただ、一巡後は利食い売りが持ち込まれる形で失速。マイナス圏に沈んで取引を終えた。
・債券先物相場は5日続落。日銀が早期利上げに踏み切るのではとの思惑が引き続き上値を抑えた。一方、国債買い入れオペで需給の引き締まりが確認できたことは下支え要因となった。