2Qは年率3%台半ばの成長か=BNPパリバ
BNPパリバ証券では、これまでに公表された4-5月の経済データや6月の貿易統計を基に、2Qの実質GDP成長率を試算している。試算の結果、前期比年率で3%台半ばの高い伸びになったとのこと。個人消費は引き続き低調に推移したもよう。一方で、設備投資は比較的大幅に増加したとみられるほか、自動車セクターの不正認証問題の影響から1Qに落ち込んだ輸出も若干持ち直した。また、減少が続いていた公共投資が大幅な増加に転じたとみられるとのこと。ただし、実質GDPの前年比は、1Qに続いてマイナス圏での推移になるとBNPパリバでは予想している。