日経225先物オプション避難所 #140

140名無しさん@Next2ch:2024/07/19(金) 12:34:50.45 ID:qkewObqb

【よろずのつぶやき by Wada】過剰反応のあと

 昨日の海外市場では、前日のドル全面安からのショートカバーが先行。ドル円はアジア時間に下値を攻めたものの、一目雲を意識した買いが厚かったほか、欧州時間に入ってからも2度の156.00円割れをトライする場面もみられましたが、結局、155.86円と155.92円までの下押しにとどまると、一斉に買戻しの動きとなりました。NY市場に入ってからは7月米フィリー指数や6月米景気先行指数などが予想を上回ったこともあり、米長期金利が上昇。前日から売り込んだ向きの買戻しが断続的に観測されると157.40円まで値を上げて18日の取引を終えています。ユーロドルも戻り売り。ECB定例理事会やラガルドECB総裁の定例記者会見がノーイベントに終わると、こちらもポジション調整が強まることに。引けにかけては1.0894ドルまで値を下げています。

 いずれにしても、ドル円は、目先の下値を確認したかたち。一目雲を意識した下押しを拾う動きが強かったことがわかります。また、17日の一部米系HF勢の投げ売りを誘った河野大臣の発言についても、本邦勢からは「明らかな過剰反応」との声が多く聞かれているわけですが、国内の政情をよく理解していない海外勢にとっては、Mr.Konoが次期首相の有力候補というイメージが強いがために、トランプ発言なども相まって、「慌ててポジションを調整してしまった」というもの。24時間を経て、よくよく考えてみると、Mr.Konoを必要以上に過剰評価していたことに気付いた市場は、米長期金利の上昇も手伝って、売り始めたレベルまで買戻させられることになったといったところです。

 週末のアジア市場では、実質ゴトー日ということもあり、本邦実需の買いが先行。米10年債利回りが4.2196%まで上昇するなか、昨日高値の157.40円を上抜けて一時157.53円まで値を上げています。現在、トランプ前米大統領が共和党の大統領選候補者受諾演説を行っている一方、バイデン米大統領は自主隔離状態のなか、いよいよキャンペーンから引きずり降ろされる真っ只中。引き続き相場への影響などを見極めていくことになりそうです。


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