株価指数先物【昼】 4万円処での底堅さを見極め
日経225先物は11時30分時点、前日比230円安の4万0010円(-0.57%)前後で推移。寄り付きは4万0040円と、シカゴ日経平均先物の清算値(4万0055円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。下へのバイアスが強まるなか、現物の寄り付き直後には一時3万9820円まで下落幅を広げる場面も見られた。ただし、売り一巡後は押し目狙いのロングの動きをみせており、中盤にかけて4万0210円まで下げ幅を縮めた。終盤にかけては戻り待ち狙いのショートが意識されやすく、4万円を挟んでの推移となった。
トランプ前大統領の指名受諾演説が行われているなか、ランチタイムで日経225先物はやや下げ渋る動きをみせている。4万円処での底堅さが意識されてくるようだと、短期的なリバウンド狙いの動きが入りやすいだろう。また、米国でローテーションの動きが一服するなか、国内でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株への押し目買いの動きがみられており、日経平均型の底堅さにつながりそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.02倍に上昇した。前日に7月2日に付けた直近安値の13.94倍を下回っていたこともあり、NTショートでのスプレッド狙いも一巡感が意識されやすいタイミングであろう。