東京マーケットダイジェスト・17日 円高・株まちまち
(17日15時時点)
ドル円:1ドル=157.89円(前営業日NY終値比▲0.46円)
ユーロ円:1ユーロ=172.16円(▲0.43円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0904ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:41097.69円(前営業日比▲177.39円)
東証株価指数(TOPIX):2915.21(△10.71)
債券先物9月物:143.22円(▲0.16円)
新発10年物国債利回り:1.030%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日経平均株価や米10年債利回りの上昇などを手掛かりにした買いが先行し、一時158.61円まで値を上げた。ただ、その後は日経平均がマイナス圏まで反落したほか、米金利の上昇一服、本邦長期金利の上昇などを受けて上値を切り下げる展開となり、157.71円まで失速した。
・ユーロ円も上値が重い。10時過ぎに172.83円まで上昇するも、一巡後はドル円と同様に株安などが重しとなって171.98円まで反落した。
・ユーロドルは小高い。1.0900ドルを挟んだ狭いレンジ内推移ながら、底堅く推移した。
・日経平均株価は反落。前日の米国株式相場が堅調推移となったことを受けて小高く始まったものの、買い一巡後は伸び悩んだ。「米国が対中半導体規制でさらなる厳しいルールを検討していることを同盟国に警告」との報道が伝わると、半導体関連株が軒並み安となり、指数の重しに。一時220円超安まで下押す場面も見られた。
・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買い先行となり、一時は143円57銭まで値を上げた。もっとも、その後は伸び悩む展開となり、取引時間の終盤には下げに転じた。河野デジタル相が日銀に利上げを要求したなどの報道も伝わっている。