無事に波乱を乗り越えて元の生活を取り戻したエッツィオ
最後は生まれた街フィレンツェで愛する妻と娘に見守られながら永遠の眠りについた
最後に愛、自由、時間、特に愛の大切さを知り充足の中に眠れたのだからハッピーエンドか
これでアルタイルとエッツィオの生涯を見送ったことになる
ゲーム全体の感想
本当にプレイする映画って感じだった
ゲームとしては(ストーリークリアだけなら)難易度が非常に優しい
ストーリーは手軽にという開発者の思いを感じたな
歯ごたえを求める人はフルシンクロ、サクッと遊びたい人はフルシンクロを無視してもよい
戦闘も難易度がかなり下がっていて最強レベルのイェニチェリはカウンターを持ってないしとても消極的
三部作の最終作なのだから2、ブラザーフッドをクリアした人しかプレイしないと思うけど初心者に優しかった
逆に三部作もプレイして疲れる人もいるだろうからサクッとストーリーだけなぞれるようにしたのは英断だったかな
ブラザーフッドからの変更点はフックブレード、爆弾など、弟子の要素もより複雑になった
このうちフックブレードのワイヤーアクションとスーパージャンプだけは使う場面が多いけど
戦闘時のフックアクションは意図的に使おうとしなければ使うことはなかったと思う
また爆弾と弟子に至っては(フルシンクロを無視した場合)一切手をつけることなくクリア可能
というか薬を20個まで持ち込めるからよほどのことがない限りストーリーで戦闘で勝てなくて詰まることはないと思う
総プレイ時間は～時間だけどそのほとんどが銀行の金が貯まるまで待っていた時間
実際にミッションに費やしたのは20時間だったムービーを眺めている時間もそこそこあったかな
だからもうシリーズは飽きたけどエッツィオとアルタイル、デズモンドがどうなったか知りたい人はサクッとやれていいと思う
街の再建はそんなにやらなくてもよい
パシャの鎧とブロードソードさえあれば他の武器防具は一切いらないから装備に金はかからない
薬は敵から奪えるし(戦闘中でも盗むができるようになった)必要なのは各章の初めに薬袋を買うくらい
ボーガンも大武器用の袋も投げナイフも小刀もいらない、薬だけでどうにでもなる、最悪ピストルがあればいい
ただ一応書店の再建はパシャの回顧録を手に入れるために必要、ランドマーク以外はやっておいてもいいかな
ストーリーは上に書いた通りエッツィオサーガは一作につき一つの目的だけをやるからな
普通物語って当初の目的を達成したら次、次と来て最後に大きなものへ向かうイメージがあるしアルタイルはそうだった
エッツィオサーガは物語的には三部作で一つの大きな物語って感じ
ゲームボリューム的にはこれが一作だととても長い複雑なゲームになっていただろうし
仮に装備や金の引継ぎがあったらブラザーフッドとリベレーションが超ヌルゲーになってただろうからまあ仕方ない
(少なくともPS3版では1、2、ブラザーフッド、リベレーションで引継ぎ要素はない、毎回所持金0、初期装備で始まる)
まあエッツィオの全てを見届けられたのはよかった