ゲームの感想
一番目を見張るのはストーリーが映像で描かれたのは非常に良かった
ストーリーのリプレイができないのは残念だが理解しやすいように工夫が凝らしてあった
一方でストーリーは父と兄、弟の仇でありテンプル騎士団の諸悪の根源であるボルジア
ローマに逃げた彼を討つために延々と手先となっている者たちを倒すだけ
薄っぺらい言い方だけど対象一人一人の「すごみ」みたいなのはほとんどなかったわ
グラフィックは前作と比べて劇的に向上したというわけではないものの
ヴェネツィアとフィレンツェが舞台になってて歩いてるだけでテンション上がった
物乞いの老婆とかがいなくなって街の人の心無い声が減ったのも観光要素にプラス
ゲームとしては洗練されボリュームが増した
薬で簡単に回復できるようになったしピストルは便利
お金が導入され武器や防具を買えたり別邸に絵画を飾ったりできることが増えた
それが面白さに繋がってるかは分からんけど没入感は確実に増したわ
1が伝説のアサシン・アルタイルの活躍を垣間見るゲームだとすれば
2は普通の青年であったエッツィオがアサシンへとなるゲーム
フィレンツェやヴェネツィアと絵画という発想もよかった
戦闘については一長一短かなあ
前作はシンプルでカウンターが重要で割とよく死ぬバランスやったけど
今回はカウンターよりも回避が重要になり薬でごり押しが可能
反面雑魚が異常に硬くなってちょっとした街中の戦闘でも長引いてしまう
薬やピストルは便利やけど戦闘はもっとスタイリッシュに決めたかったなあ
豪華なヴェネツィアとフィレンツェの街並み、エッツィオの物語と雰囲気作りがよかった
難易度は一部見つからずにミッションが難しかったがボリュームもあったしええゲームやった
一つ思ったのは音楽、かなあ
質がいいのかはワイには分からんけどシリアスなものばかりで耳当たりはよくはなかった
前作は終始シリアスな場面やったからそれがあってたけど
エンディングを迎えてからフィレンツェやヴェネツィアの街を歩くのにシリアスなBGMは落ち着かんわ