対策1. 耳で取るのではなく力加減で
「音程を取るために体のどこを意識するか?」と聞かれると、多くの人が「耳」と答えます。実際、レッスンでも生徒さんが耳に頼るような仕草をするのをよく見かけます。
しかし、それを発声の力加減に変えてみてください。
例えば「シ・レ」と続く下降のメロディがあったとします。シの高さに必要な発声の強さと、レの低さに必要な発声の強さは違うはずです。仮にシが100%の力が必要だとしたら、レは30%くらいというイメージを持って音程を測ります。
曲の中ではリズムや他の要素を考えなければならず、力加減を意識できずにシの勢いのままレにアプローチしてしまい、音程が上ずってしまうことがあります。これは、時速30kmで曲がるカーブを100kmで運転するようなもので、コントロールが効かなくなってしまうのです。
ドレミファソラシドの各音でどの程度の力加減が必要かを練習し、発声の力をコントロールする習慣をつけましょう。これにより、音程の安定だけでなく、表現力も向上します。
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俺は自覚なくこれ
ゆえに特におかしいことでは無いが、これすぎるというくらいに、音程があまりにも分からず感覚で、むしろ力加減などの感覚で出している