夏衣きていくかにかなりぬらんのこれる花はけふも散りつつ(新古今和歌集・源道済)
乗り換えを待つ駅のホームで、目の前にせまる山のみどりをながめていました。
木々の新緑が風にさわだち、うすい紫の藤の花ぶさが、しずかにおもげにゆれています。
遅咲きのやまざくらの花と葉の色も、すこしまじっているでしょうか。
ウグイスや名も知れぬ鳥たちが賑やかにさえずりかわして、見るもの聞くものすべて初夏(はつなつ)のあかるさです。
夏衣きていくかにかなりぬらんのこれる花はけふも散りつつ(新古今和歌集・源道済)
乗り換えを待つ駅のホームで、目の前にせまる山のみどりをながめていました。
木々の新緑が風にさわだち、うすい紫の藤の花ぶさが、しずかにおもげにゆれています。
遅咲きのやまざくらの花と葉の色も、すこしまじっているでしょうか。
ウグイスや名も知れぬ鳥たちが賑やかにさえずりかわして、見るもの聞くものすべて初夏(はつなつ)のあかるさです。