(こいつッ!考えてんだッ!?)「い、いらねぇよっ!!」
動揺するブサイクの返事を待たず狭い浴室に入って来るパ
家風呂独特の柔らかな照明の中で見る相方の肌は新鮮で、
腰に巻いた白いタオルが却って艶めかしい
スポンジを使わなくてもよく泡立つブサイクの毛まみれボディ
震えるポークビッツを泡で隠すブサイク
「こっち向いて、前も洗ったげるw」
「いいっ!今度は俺が洗ってやる!」
パの白いうなじから目を反らし、ぶっきらぼうにスポンジを動かすブサイク
風呂場に反響する会話が途絶え、気まずい沈黙が流れる
なで肩にスポンジを這わせるブサイクの左手に、後ろを向いたままの初老の右手がそっと重ねられる
フリーズするブサイク
「……おでの体ならもう大丈夫だから」
「……っ!」
たまらず後ろからガバリと抱き締め、年上の首筋に唇を押し付けるブサイク