ダークフォール洞窟を進んで行くと祭壇があり、そこにはギレボルという白いエルフがいた
話を聞くとなんと彼はスノーエルフらしい
スノーエルフは太古にノルドとの戦争に敗れ地下に逃げて視力を失い卑しい生物、ファルメルへと変貌してしまった種族だが、なぜいるのだろうか
さらに話すと、ここはスノーエルフの神、アーリエルを祀る祭壇で、100人ほどのスノーエルフで守っていたが、最奥聖域がファルメルの襲撃を受け、最高司祭がファルメルに取り込まれ、他の司祭たちは殺されてしまったという
最高司祭であったヴィルスールは襲撃を受けた時になぜかアチラ側にいってしまったらしい
アーリエルの弓との交換条件として、かれを殺すことを依頼された
ちなみにスノーエルフはノルド達との戦争に疲弊し、地下のドワーフたちと不安定な協定を結びそこでついに滅びてしまいそうになりドワーフに助けを求めたら、代価として視力を失うことを選択させられたらしい
もちろんそれに反対する派閥はいくつもあったし、活動もしていたが彼らの多くは殺されたり、取り込まれたりして、結局は視力を失ったらしい
しかし、視力はドワーフの毒によって奪われたはずで、それだけてあの卑しいファルメルに変貌するはずはないとギレボルは言っていた
この、アーリエルの聖堂は常時100人くらいの少数しかおらず、ノルドたちも、ドワーフたちも気づけなかったのでその協定が及ばなかったようだ
ファルメルのことは裏切られしものと呼んでいた
ファルメルの襲撃を受けた今、スノーエルフの生き残りはギレボルとヴィルスールだけらしい
ギレボルも言っていたが元は同じ種族なのに滅ぼされるとは皮肉なものだ