水槽を設置し、水あわせをして(>>7参照)、金魚を水槽に入れたら2~3日餌を与えずに
様子を見ましょう。
・設置直後の水槽には、バクテリアがいません。水換えを行って飼育水を綺麗にする必要があります。
水槽の大きさにかかわらず、(金魚1~2匹には)週に30Lの水換えが必要になります。
また、あまり水換えの量を増やすとバクテリアが繁殖しにくいだけでなく、金魚にもストレスを与えますので
1回の水換え量は水槽の1/2量までにして下さい。
例えば、セット水槽のMサイズ(18L)の場合は1回の水換えは1/2量の9Lまで。
7日間で30Lの水換えが必要なので、30を9で割ると3.33となりますので
「週に3回、2日に1度1/2の水換え」となります。毎日、水換えをするのなら1日に4.5Lの水換えですね。
これを2週間~40日間続ける必要があります。
水換えを怠り、水質を悪化させると、先ず最初に金魚の体表(粘膜)が荒れ白っぽくなります。
粘膜(魚膜)が荒れると、寄生虫が寄生しやすくなります。特に白点虫等が発生しやすくなります。
さらに悪化すると、肛門周りから赤い斑点が広がりはじめたり、ヒレ等が裂けたりちぎれたりします。
その後、水カビ等の真菌に寄生され死に至ります。注意しましょう。