メモリモジュール狂騰の原因、グーグルか？

Googleの新しいAIチップがNvidiaの支配力を揺るがす:知っておくべきこと

Metaの関心からAnthropicの大規模な計画に至るまで、成長するTPUエコシステムはAIコンピューティングの競争環境を再構築しています

先週、The InformationはMetaが2027年から数十億ドル相当のGoogleのAIチップの購入交渉を進めていると報じました。この報告書は、投資家が同社の10年以上にわたるAIコンピューティングハードウェア分野での支配が深刻な挑戦に直面していることを懸念し、Nvidiaの株価を下落させました。

Googleは11月初旬に正式にIronwood TPUを発表しました。TPU(テンソル処理ユニット)は、深層学習モデルが使用する数学の種類に最適化された応用特化型集積回路(ASIC)です。日常的な計算タスクを扱うCPUや、グラフィックス処理を担当し機械学習を支えるGPUとは異なり、TPUはAIシステムを効率的に動かすために特別に設計されています。
https://observer.com/2025/12/google-ai-chip-tpu-nvidia-challenge/
ビクター・デイ著 •2025年12月5日 5:29pm

Ironwoodのデビューは、より広範な業界の変化を反映しています。ワークロードは大規模で資本集約的なトレーニングから、コストに敏感で大量の推論タスクへとシフトし、チャットボットからエージェントシステムに至るまであらゆるものを支えています。この移行はAIの経済性を再構築し、Ironwoodのように力任せ訓練ではなく、反応性と効率性を重視したハードウェアを支持しています。

TPUエコシステムは勢いを増していますが、実際の普及は依然として限られています。 韓国の半導体大手であるサムスンとSKハイニックスは、Googleのチップの部品メーカーおよびパッケージングパートナーとしての役割を拡大していると報じられています。 10月、Anthropicは2026年にGoogle Cloudから最大100万個のTPUにアクセスする計画を発表しました(購入ではなく実質的にレンタル)。これにより、次世代のClaudeモデルの訓練と運用が可能になりました。同社は、AmazonのTrainiumカスタムASICやNvidia GPUと並行して、多様化された計算戦略の一環として社内で展開します。

アナリストたちはこの瞬間を「GoogleのAIカムバック」と表現しています。「NvidiaはAI需要を満たせません。GoogleのようなハイパースケーラーやAMDのような半導体企業からの代替手段は、クラウドサービスやローカルAIインフラの面で実現可能です。単に顧客がAIの目標を達成する方法を見つけ、ベンダーロックインを回避しているだけだ」と、半導体研究を専門とするフォレスターの上級アナリスト、アルビン・グエン氏はオブザーバーに語った。

これらの変化は、ビッグテック全体でNvidiaへの依存を減らす広範な動きを示しています。NvidiaのGPU価格と限られた利用可能性がクラウドプロバイダーやAIラボに負担をかけているのです。Nvidiaは引き続きGoogleにBlackwell Ultra(GB300など)をクラウドやデータセンターのワークロード向けに供給していますが、Ironwoodは今やより大きな独立性への最初の信頼できる道の一つを提供しています。

Googleは2013年に、データセンター内の増大するAIワークロードをGPUよりも効率的に処理するためにTPUの開発を開始しました。最初のチップは2015年に推論タスク用に内部で稼働し、2017年にはTPU v2でのトレーニングに拡大しました。

Ironwoodは現在、マルチモーダル推論、テキスト生成、画像編集のベンチマークリーダーボードのトップに位置するGoogleのGemini 3モデルを支えています。Xでは、SalesforceのCEOマーク・ベニオフがGemini 3の飛躍を「狂気の沙汰」と評し、OpenAIのCEOサム・アルトマンは「素晴らしいモデルに見える」と述べました。NvidiaもGoogleの進展を称賛し、「Googleの成功に大変満足している」と述べ、今後もチップを供給し続けると述べましたが、自社GPUは依然として「Google製のASICよりも高い性能、多様性、代替性」を提供していると付け加えました。

プレッシャー下でのNvidiaの支配力

Nvidiaは依然としてAIチップ市場の90%以上を支配していますが、圧力は高まっています。グエン氏は、近い将来Nvidiaが次の競争フェーズをリードする可能性が高いが、長期的なリーダーシップはより分散的になると述べました。

「Nvidiaは『ゴールデンハンカフス』を持っています。彼らはAIの顔ですが、パフォーマンス面で最先端を追求し続けなければなりません」と彼は述べました。半導体プロセスは引き続き進化し、ソフトウェアの進歩も続けなければなりません。これにより高利益率の製品を提供し続け、収益率の低い製品や市場から撤退する圧力を受けることになります。これにより、競合他社は放棄されたスペースで株式を拡大する能力を得ることができます。」

一方、AMDは勢いを増しています。同社はすでに推論ワークロードに有利な立場にあり、ハードウェアをNvidiaと同じ年次更新ペースで行い、同等のNvidia製品と同等かやや優れているパフォーマンスを提供しています。Googleの最新AIチップも、Nvidiaの現行ハードウェアに比べて性能とスケールの優位性があると主張していますが、リリースサイクルが遅くなることで今後バランスが変わる可能性があります。

GoogleがすぐにNvidiaを奪うことはないかもしれませんが、業界はより多元的な未来を想像せざるを得なくなりました。それは、垂直統合型のTPU–Geminiスタックが過去10年間を特徴づけてきたGPU主導のエコシステムと真っ向から競合する未来です。

(了)

生物の能動力の向上ってのは単に金だけでは解決出来ないもんだよな
やっぱエロなのかなでもその分野しか発展しないし
身体壊す気か強化人間風に無理チートするしかないな

テクノロジーの進歩は戦争とセックス産業の殆ど二択と言ってもいい
今回は後追いのグーグルがAIチップ生産にこぎつけて、巻き返しを図るために金を湯水のごとくつぎ込んでメモリを集めているのが原因だろうけどね
ここまで金をかける意味がちょっと分からないけれども

GoogleじゃなくてOpenAIのせいらしいぞ

AI戦争に買った奴が次世代の支配者になるからさもありなん