11月14日~15日行われる「大嘗祭」についても疑問視。
「収穫を祝う儀式(新嘗祭(にいなめまつり)のこと)は天皇が非公式に行う毎年恒例の行事だが、政府は、新天皇が初めて行う収穫を祝う儀式(大嘗祭のこと)は皇位継承儀式の一部と考えて予算をあてる。大嘗祭のような宗教的祭式を含む皇位継承儀式に、政府が約160億円をあてることを疑問視するエキスパートもいる。多くの費用は、行事の後には取り壊される一度切りの神社(大嘗宮(だいじょうきゅう)のこと)建設にあてられる」
と言及している。
また、恩赦については、
「安倍超保守政権は約55万人に恩赦を与えた。恩赦の決定は国民的な議論がなされなかった」
と問題視。つまり、恩赦には民意が反映されていなかったわけだ。さらには、
「当時は神とみなされていた天皇による恩赦という戦前のしきたりは、反民主的であり、政治的動機があるという理由から批判を呼んだ」
と恩赦にも疑問を呈している。
安倍超保守政権が男系継承に固執していることにも批判的だ。
「安倍と超保守の安倍支持者たちは男系継承を主張しているが、一般国民の大半は女性天皇も支持している」
安倍政権や皇室、そして日本の国民は、こんな指摘をどう受け止めるのだろうか?
(おわり)