数学の素養がないと具体例なしでは理解しづらいかな
f(x) = 2^(x - 100) + 1
という指数関数を含む関数を考えると x < 100 のうちは f(x) はほぼ 1 で定数に過ぎない
でも x > 100 では定数 1 は無視できてほぼ完全な指数関数になる
定数項が 0 の g(x) = 2^(x - 100) は拡大するとどこまで行っても相似形だけれども
この f(x) は自己相似形にならない (これが重要)
f(x) は x < 100 のときと x > 100 のときでは劇的に様子が違い、まさに x = 100 は「ひざ」と言える
そして複雑な系では定数項が 0 なことは普通なくてたいていこんな感じの式になる
でもこの「ひざ」は数学の特異点ではないよ
数学的に指数関数の特異点は無限遠に存在する