中国国営新華社通信によると、マニトバ州議会の法案を提出したフィリピン系の女性議員は
「マニトバ州にいる多くの中国系住民の中には、親族に南京大虐殺の犠牲者がいる人も少なくない。
記念日の制定は犠牲者を追悼し、歴史の教訓を学び、悲劇を繰り返さないためだ」と語っている。
一方、オンタリオ州では同じ日に同趣旨の記念日制定を定める動議が州議会で採択された。
当初は昨年12月に法案として提出され、法案は二読会まで進んだが、委員会で審議されない状況が続いていた。
法案を提出した中国系のスー・ウォン議員が業を煮やし、法案可決の実現に向けた機運づくりとして動議を提出したとされる。