築地移転 厳戒態勢 ネズミ対策4200万円
2016年2月6日 朝刊
今年十一月に予定されている築地市場(東京都中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転に伴い、ネズミの大量発生が予想されるとして、東京都は二千万円、中央区は二千二百万円を新年度予算案に対策費として計上し 「厳戒態勢」を取る。
都は市場内の巣穴を封鎖、区は八千世帯に捕獲用の粘着シートを配布する。
区生活衛生課によると、築地市場ではクマネズミ(体長一五~二〇センチ)やドブネズミ(同二二~二六センチ)などが確認されている。
移転でどれだけ出没するかは未知数だ が、周辺の家庭や飲食店内に入ってくる可能性もある。
飲食店への風評被害のほか、感染症が広がる心配もある。
大移動を事前に食い止めるため、都は市場内の巣穴を埋めたり、殺鼠剤(さっそざい) を投入。
また区は九月から来年三月にかけ て、市場周辺の一世帯十枚分の粘着シート計八万三千枚を配るほか、街路樹周辺の巣穴やマンホールに殺鼠剤を投入したり、捕獲器を設置したりする。
区の担当者は「ネズミは賢い。必死に生きる道を探す。先手を打っていかなければ」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201602/CK2016020602000126.html