意思が介在しないとき、極論原子やエネルギーの運動も考えれば、世界は計算によって支配されていることになる。
計算とは即ち物理法則のことである。
計算の上に計算が生まれ、そして意識のもと私達は実感しうる計算を行う事が出来ている。時間が存在する以上、全ては計算であるのだ。また時間に終わりが見えない以上、計算は生まれ続けるのだ。
話を戻す。先の結論によれば、この世界に存在する私はこの問題に関与することができない。よって、「説明する」についての本論を導くことは出来ない。これは問題として成り立たないのだ。
しかしこの用紙は受験に使用される以上、何らかの答えを導く必要がある。
私の計算の定義は適切ではなかったということなのだろう。しかし、計算を上述のように定義することを倫理的に否定することは不可能である。
無答、これが私の結論である。