【フランスのお受験】試験官「解答時間は6時間です。初め！」　問題「説明する。ただし、計算機の使用は禁止する。」・・・受験生「何だこれ…」

フランスの受験がスゴイ件　 １科目６時間！

オーヴォ?5月3日(日)8時10分配信


フランスの受験がスゴイ件　 １科目６時間！

　９月に新学期が始まるフランスでは、今が受験シーズン。大学に進むためのバカロレア、大学校に進むためのコンクール。呼び名はさまざまだが、受験生にとって“地獄”であることに変わりはない。フランスの受験で特に話題になるのが、「哲学」だ。高校３年になると、だれもがデカルトやスピノザに出会い、バカロレアでは４時間という試験時間で、たった１問の哲学の問題を論述する。“大人”になるために誰もが通る難関であり、「4時間」という言葉は、フランス人にとって特別な響きを持っている。

　例えば、昨年のバカロレアで全国の高校生が論じた問題にはこんなものがある。「我々は幸せになるために生きているのか？」「自由であるためには、選択肢があるだけで十分か？」「芸術家はその作品の主人と言えるか？」

　多少哲学をかじった程度では、４時間与えられてこの問題を論述するのは至難の技のように思える。だが、上には上がある。　4月に実施されたENSという超エリート大学校入試の哲学だ。そもそもこの大学校の哲学の試験時間は６時間。それだけでもちょっとすごい。水を飲んだり、チョコレートやクッキーを持ち込んで食べることはできるが、それでも６時間という試験時間、集中して一つの問題を論述する集中力。加えて今年の問題はすごかった。

　“Expliquer”. 「説明する」という不定形の一言だ。何を説明するのか？と思うだろう。だが、目的語は問題用紙を隅々まで探しても、ない。さらに受験生が混乱したのは、“計算機の使用は禁止する”という注意書きがついていたこと。そもそも、哲学の試験に計算機を持ちこんでいる受験生はいないし、どう考えてもこの問題を論じるために計算機が必要だとは思えない。ならば、なぜわざわざこんな注釈がついているのか？　この注釈を含めて問題を解釈し、論述すべきなのか？　それとも単なる出題者のおふざけか？　そんな“哲学的な”思考が受験生を悩ませた。

　試験終了直後から、ツイッターなどSNSは、受験生の自嘲気味なつぶやきがあふれた。「問題を見て、試験官ですら苦笑した」「単語一つ、という形式以外の問題なら大丈夫、と思っていたのに…」「説明って、何を？だ」「問題を見て、最初は笑った。そして泣いた」。

　この試験を受ける受験生は、高校を卒業してから少なくとも２年間、プレパと呼ばれる準備学級で大学校受験のために特訓を受けているエリートだ。その彼らをここまで悩ませる試験問題。さすが、デカルトの国、フランスだ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150503-00000002-ovo-life

日本はなんでこんなに哲学が軽視されてるんだろ
大学の講義でやっと出てくるくらいだよね
フランス人と比較すると平均的な頭脳でも差が出てそう

>>2
考えることを覚えさせると奴隷を道徳で縛る邪魔になるからだったりしてｗ

>>2
日本は教育自体糞だから
まぁ他の国も良いとは言えないが

>>2
西洋哲学が日本の考え方に相容れないから

>>2
実学重視だからじゃねえのかなあ

そういや、ナベツネは哲学科だっけか

>>2
確かに頭脳的な差はあるかもな
哲学をもっとよく修学に励めばムハマンドのケツが見たいって言う主張も分かるようになるかもしれん

こうすれば自由と人権を謳いながら他民族を侮辱したり体制側の人種や宗教を批判したやつを逮捕したり出来る国家になるわけだ

>>7
あの襲撃事件でフランスには涜神の権利とかいうのがあるっての見てたまげたわ

ところでこの問題の解答例はどんなものなんだ

面接かな

バカロレアというと思い出すのはザ・カンニングIQ=0。

＞「我々は幸せになるために生きているのか？」「自由であるためには、選択肢があるだけで十分か？」
＞「芸術家はその作品の主人と言えるか？」
これらの問題は誰でも何らかの答えをいうことが出来ると思う
＞“Expliquer”. 「説明する」
これはもう何て答えればいいかさっぱりわからんわ
問いに対して明確な答えなんてないだろうけどどうやって採点するんだろう

説明するという行為について過去の哲学者が述べていることを元に云々って感じでは

こんな問題出てきたら俺多分自分の好きなもんについて延々と説明文書くと思うわ
それか説明することについて自分の意見述べるか
俺が新しい哲学者だ！

日本人は働くために生きてるから最低賃金とか必要ないよね

面白いけど採点する方も大変だな
教授とはいえ無闇やたらに思想を浴びると汚染されるのではないか

>>14
ただし、計算機の使用は禁止する

日本では「とんち」といいます

PCやスマホ（広義の計算機だとして）で検索しちゃダメとかそういうことじゃねーの
答えるのは「説明する」という行為について

これ絶対どうやって受験生の意表を突くか楽しんでるだろ

ただし計算機は使用していけない
この理由を述べるんだよ！！！

計算機の使用が禁止されてるってことは
計算機を使うことで容易に回答できる問題であると考えられる

だからフランス人て頭が悪いんだな

よしお前らじゃあこの問題の真意について今日までに解答してみろ
ただし計算機の使用は禁止する

計算の定義を求めないことには使用可能な道具はわからない。
計算についての私論を述べてみる。
計算とはあるものごとを目的の形に変えることだと考える。
数学でいえば、所属する体を明らかにする過程である。
また、関数について、ある変数に着目して等式をたてることもその変数の体を変数を用いて明らかにする計算である。
論述でいえば、自らの考えを整理して伝えたいことを的確に表現する過程である。これは直感的な思考や感情にも働き、無意識のうち反射的に変換される。
その他の行為についても同様に考えると、計算とは言い換えれば表現の変換であると考えられる。また、私達の知覚が受動的にいつも働いていることを考慮すれば、私達は体内外の至る所で計算を行っていることになる。
前述したとおり私論に基づく結論であるが、表現、即ち何か刺激は体内外の至る所で起こっているため、我々は恒常性の維持、及び意思が介在する場合は何らかの結果を求めて多数の計算が生まれている。
方程式から未知数を求めることが一般的な計算のもつ意味だと考えると、

トイレに行ってはならぬ
と書かれてたらこいつらどうするの？

日本の高校生だってデカルトスピノザくらい知ってるだろ……
倫理でも世界史でもやる事だぞ

意思が介在しないとき、極論原子やエネルギーの運動も考えれば、世界は計算によって支配されていることになる。
計算とは即ち物理法則のことである。
計算の上に計算が生まれ、そして意識のもと私達は実感しうる計算を行う事が出来ている。時間が存在する以上、全ては計算であるのだ。また時間に終わりが見えない以上、計算は生まれ続けるのだ。
話を戻す。先の結論によれば、この世界に存在する私はこの問題に関与することができない。よって、「説明する」についての本論を導くことは出来ない。これは問題として成り立たないのだ。
しかしこの用紙は受験に使用される以上、何らかの答えを導く必要がある。

私の計算の定義は適切ではなかったということなのだろう。しかし、計算を上述のように定義することを倫理的に否定することは不可能である。
無答、これが私の結論である。

>>28
名前を知ってることが知っていることにはならないだろ

名前を言うだけなら九官鳥でも言うわ

俺だったら「理性そのものが計算であるから理性を用いずに説明できるものは直感や感覚である」みたいな事書くと思うけど
フランスは合理論の国だし駄目なのかな

>>30
名前だけじゃなくてちゃんと思想についても学ぶはず
まあ記事書いた人がそれを忘れてるのかもしれんが

定まった答えが無い問題って、多様性や独自性を見たいって思惑は理解出来るけど
問題としては糞だよな
そんな不確実、不確定なものに点数とか、ただの好き嫌いや、屁理屈にしか見えない。

フランスに生まれなくて良かった

今、どうなってるかは知らんが、俺の高校だと受験科目だけやればよかったんで、世界史も倫理学もやらずに大学いったやつが、少なく見積もっても４分の３以上いた

>>33
大学校側も初めからこの試験で合否を決めるつもりなんてさらさらなくて
血統やら寄付金やらで既に決まっている結果をブラックボックスで分からなくさせてるように思えてしまう
フランスでは問題ないのかもしれないが日本では絶対にできないね、総理大臣の息子なんて落ちようがない

>>36
これからはそうなるよ
早稲田慶応だけじゃなくて、東大も

>>36
2020から大学入試のシステム変更
安倍ぴょんでも東大に入れるシステムになる

>>36
こないだテレビでお受験(小中受験)の問題解説やってたが
まるで揚げ足とりみたいだった
絵を描け
新しいじゃんけんを考えろ
こいつはどういう心境か考えろ
パネラーの回答をあーだこーだ減点だ加点だ不快だった

>>2
働く兵隊がほしいから、人権とかに目覚めて騒ぐとうるせーだろ

日本よ、これが哲学だ（計算機を出しながら）

日本人なら、ほとんどの人がカレーの作り方を説明するだろ。

問題になってねーよな、俺なら「どうぞ」って書いちゃう

高校卒業後の２年を準備学級に費やすような人のSNSってどんなんなんだろうか

>>39
小学校受験でペーパー重視の所は遊戯や行動見ないって点でかなり良心的だし
中学受験のソレは塾でかなり解法勉強させられるから>>36とは大いに違う

古人曰く百聞は一見にしかずと言う
この用紙に文字を書き連ねるより私の部屋に来て下さい
本当の「説明」をお見せしますよ
以下アドレス

「日本はペーパー試験さえできれば東大に入れて医者にも弁護士にも官僚にもなれる」って誰かが言ってたけど
官僚はともかく東大入学や医師免許、司法試験は完全にお勉強で対応できるんだもんな、それもほぼ正解が一義的に決まるレベルの問題で
少なくとも勉強を極めれば100回受けて100回受かるタイプの試験、そう考えるとまだ恵まれてるのかもしれない

哲学って生産性悪いよな
その考え方が既に間違ってると言われそうだが

>>47 2 0 2 0 年 廃 止

>>47
何回も何年もやっていいなら平等だけどな

>>31
面白い答えだと思う
確かに人間の脳自体が計算機とも言えるのだから
思考して出てきた言葉・文字は全て計算機を通したものという解釈もとれるもんな

配られた紙の成分を肉眼で把握し計算機を使用しないで繊維から制作行程まで説明する