>>161
飲まないということは自分の主張を正しいと証明できないということだ。観念的には発言と行動は分けて考えられるが、博士は「この除草剤は一リットル飲んでも害はない」とその肩書きを以て主張したわけだ
主張したならば立証する責任は博士にある、理由付けをする必要がある訳だ
立証の方法は様々あるだろう、科学的データを公表するなり、動物実験の結果を公表したり、君が勝手に「実演」などと名付けてる臨床行為だってその一つだ
どれをとったから悪い良いは言えないが、なにもしないで主張するならば、それが製造物に責任をもつ企業に協力して行う以上、「悪」であることは避けられない
記者の仕事として単に事実だけを羅列するのが仕事だと考えてるなら、かなり想像力に乏しいと言わざるを得ない
記者の仕事は事実の公表とそこにある(おおまかにいって)社会的意義を読者に伝えることまで含むと考えるのが今のメディア論の主流だ
そして目の前に博士という学問の専門家が「一リットル飲んでも無害な液体だ」といったら多くの非専門家は信じるだろう
しかしその液体は除草剤であって無害には思えない。
そこでまず、当の専門家に飲んでみて証明してくれという一番分かりやすい方法を勧めるのは、非専門家にも分かりやすく伝えるという仕事を担う専門家から見て当たり前だ
お分かりかな？