スーザン・ソンタグ(Susan Sontag, 1933 -- 2004)、アメリカの著名な作家、『写真論』 『隠喩としての病い』 エッセイスト、小説家、知識人、映画製作者、運 #5

5名無しさん@Next2ch:2016/02/24(水) 10:53:03.55 ID:???



サラエボで、ゴドーを待ちながら―― エッセイ集2 :写真・演劇・文学 (エッセイ集 2 写真・演劇・文学)

サラエボで、ゴドーを待ちながら―― エッセイ集2 :写真・演劇・文学 (エッセイ集 2 写真・演劇・文学)の感想

ソンタグが1993年戦時下のサラエボで演出した「ゴドーを待ちながら」。その体験を語る。また本書は多様で幅広い諸々のエッセイが扱われている。ポーランド系ユダヤ人移民の血をひくソンタグ。

最後の「翻訳されるということ」の章、政治的背景や歴史の中で「言語」に対峙するソンタグの真摯さを強く感じた。"私は翻訳される側なのだ――近代的な意味で、そして、ウィクリフの散種した、今はない意味でも。私は翻訳を監督しながら、私の言葉の死と転移を監督してしまっているのだ" 多様なエッセイ、どの頁にも記憶に残る「音」があった。

読了日:1月15日 著者:スーザン・ソンタグ


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