,:*:・'☆,・:*: 未解決事件・:*:・゜☆,:* #65

65名無しさん@Next2ch:2022/01/07(金) 20:30:52.31 ID:Zrei8Bao

ttps//ja.wikipedia.org/wiki/感染症の歴史

寄生虫症の流行

下に掲げたほかにもサシチョウバエ類によって媒介されトリパノソーマ科の原虫リーシュマニアの感染を原因とするリーシュマニア症やカメムシ目サシガメによって媒介されユーグレノゾアキネトプラスト類に属する鞭毛虫トリパノソーマクルージを病原体とするシャーガス病などの寄生虫病が知られる

住血吸虫症
住血吸虫症の起源は古く灌漑網を整備したメソポタミアやエジプトの初期農耕社会ですでに蔓延していたとみられマラリアとならんで農耕生活の広がりによって拡大した感染症である河川や湖沼に生息する巻貝が中間宿主となりヒトには生水を通して感染する住血吸虫の保虫者は慢性的な胃や胸の痛み疲労感下痢を訴えることが多く虫卵が膀胱や尿管の粘膜に集まるため尿路にも障害が生じるフランスの英雄ナポレオンボナパルトは尿道の激しい痛みを持病としていたが従来その原因は尿路結石とされていたしかしその症状記録を子細に検討した専門家は18世紀末葉から19世紀初頭にかけてのフランス軍のエジプト遠征エジプトシリア戦役の際に感染したビルハルツ住血吸虫症の可能性が高いと報告しているアフリカや中東にかけてはビルハルツ住血吸虫症が今なお流行しておりダムや灌漑水路の普及とともにますます拡大しているエジプトでは1970年完成のアスワンハイダムの貯水開始とともに感染が爆発的に拡大した日本には水田耕作とともに弥生時代に持ち込まれたと考えられている日本住血吸虫症は日本中国フィリピン等でみられる住血吸虫症の一種でミヤイリガイオンコメラニアという巻貝を中間宿主として成長した寄生虫日本住血吸虫が経皮感染によってヒトやウシネコなどに感染することによって発生する感染症である日本では古くから甲府盆地底部一帯や筑後川流域が罹病地域として知られてきた特に山梨県下では地方病と称されて地域特有の奇病と見なされてきた1904年に桂田富士郎が甲府市でこの寄生虫を発見し1913年に宮入慶之助と鈴木稔が佐賀県鳥栖市において寄生虫の中間宿主がオンコメラニアであることを発見したため病名に日本の名が付されることとなった中国湖南省長沙市の前漢代の墳墓である馬王堆遺跡のミイラから日本住血吸虫の生活痕跡を検出したことから中国においてこの感染症の流行はきわめて古くからのものであることが確かめられている中国では1950年代初頭四川盆地をふくむ長江流域や広東省福建省雲南省など広汎な地域で日本住血吸虫症の流行が顕在化し患者数は約3200万人にのぼったと推定される中華人民共和国では建国以来大衆動員によって古いクリークを埋め立て新しいクリークを開削する方法によってオンコメラニア対策が採られ1958年には江西省余江県での成功にちなんで当時の中国共産党の指導者毛沢東は送瘟神瘟神を送ると題する漢詩をつくっている日本住血吸虫症はこんにちでも中国やフィリピンを中心に年間数千人以上の新規感染患者が発生しているが日本では1978年に発生した山梨県の罹患者を最後に新規感染者が確認されておらず1996年には山梨県知事の天野建によって地方病終息宣言が出された

マラリア
単細胞の寄生虫であるマラリア原虫が赤血球に寄生して起こる感染症で40℃前後の発熱や悪寒などの症状をともない頭痛や吐き気をもよおすこともある熱系により三日熱四日熱定期性のない熱帯熱に分けられる熱帯亜熱帯地域に多く日本ではおこりとも呼ばれたマラリアの起源は古く農耕生活の始まりにさかのぼるヒトに感染するマラリア原虫には6種ありうち5種はゴリラやチンパンジーなどアフリカ産霊長類に起源を有しているの

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