喪男嘆きの長文ポエム #31

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2022/04/27(水) 23:45:36.29 ID:2vKLhLBk

針仕事を勤めあげて辞め、羊毛の紡績仕事にあてがわれている母奴隷が評議会の中にいる。
最初に意見するのはこの女の役目になる。
この女の後、年齢や技能の劣る奴隷女たちが意見を述べることになる。
名誉や生死の分かれめかというくらい、
美の追求への関心は大きい。

何層も髪を圧し固め、さらにいくつもの構造により高い頭を建築する
――前からは背の高いアンドロマケーに見えるだろうが、
後ろからはそれより小さい。お前は別人だと思うにちがいない。
もしこの女が背の低い小さな体をクジ運悪く引いてしまっていて、
厚底靴なしには小人ピュグマエイー族の乙女より低く見え、
間男のすぼめた口までつま先立ちで軽々背伸びするとしたら、どうだ?

その間、夫へは何の注意も払われず、損失額が言及されることもない。
妻はあたかも夫の隣人であるかのように生きる。
夫の友達と奴隷たちを嫌うという点についてだけ、文字通りの隣人よりも夫に近い。
精神衛生上厄介だ。

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