喪男嘆きの長文ポエム #30

30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2022/04/27(水) 23:43:37.68 ID:2vKLhLBk

女たちが一日じゅう何をして何をし続けているのか、
深く知るよう注意する価値はある。
もし夜に夫が背を向けて横になり、紡績女工長が鞭うたれたあと消え失せると、
化粧担当の奴隷女たちが、次に鞭うたれるためチュニックを脱ぐ。
リブルニア人の駕籠担ぎは遅刻してきたと言われ、
別人の怠惰の罪をかぶって罰金を支払うよう強要される。
この男は背中で竹を折り、あの男は鞭で赤くなり、この男は革で赤くなる。
拷問者たちに年金を与える女たちもいる。

拷問者は鞭うつ。その間妻は顔にパックを塗り、女友達の話を聞き、
装飾された外套についた太い黄金を検める。

さらに鞭うつ。妻は横書きの長い日記を読みなおす。

さらに鞭うつ。とうとう拷問者たちが疲れるころ、
もう取り調べは終わったからと「出ていけ」とどなる。

家の監督がシキリアの宮廷より優しいということはない。
というのはもし妻が逢引きの約束をして、いつもより上品に着飾ろうと願い、
急いでいて、もう庭で、あるいはむしろ
イシスとかいう女郎屋女将の神殿のところで待たれていて、
自身はボサボサの髪をした不幸なプセカスが
肩まで脱ぎ乳房を露わにして女主人の髪を整えていれば、
「この巻き髪はなぜ高めなの?」
と闘牛のように、巻き髪の罪と悪行を即座に罰する。
プセカスが何の罪を犯したのか?
お前が自分の鼻を好まなかったとして、それで少女にいったい何の落ち度がある?
――左の髪を伸ばして梳いて丸く巻いているのは別の奴隷女だ。

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