喪男嘆きの長文ポエム #29

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2022/04/27(水) 23:41:57.93 ID:2vKLhLBk

女が自分に許さないものはなく、何も醜いと思わない――
緑の宝石を首に巻き、長くて大きい耳飾りを耳に付けているときは。
金持ちの女より耐えがたいものはない。
そうしているうちに、醜くて笑える外見となった顔は
パックだという多量のパン生地により膨れ、
もしくは厚いポッパエアーヌムのクリームをにじませる。
こうして哀れな夫の唇はキスにより汚れる。

妻は間男のところには肌を洗ってから来る。
家ではいつ美しく見られたがる?
甘松香は間男たちのために用意される。
痩せたインド人たちがここにもたらすあらゆるものが、この男たちのために買われる。

妻はとうとう顔をあらわにして最初の顔パックを横に置き、
本人だと認識できるようになりはじめる。そして乳風呂であったまる――
もし北極に追放されるなら、追放されたこの女は
その乳風呂のために雌ロバを連れて出ていく。

しかしこんなに多くのさまざまな薬に覆われて温められていて、
焼かれたパンや湿ったままの冬小麦の塊をあてがわれているものは、
顔と呼べようか、それとも腫瘍と呼べようか?

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