喪男嘆きの長文ポエム #24

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2022/04/27(水) 23:32:36.11 ID:2vKLhLBk

好戦的でない玉なしの男たちと、ずっと柔らかいままの小さな口と、
ひげの生える希望がないことと、
中絶の必要がないこととを好む女たちがいる。
しかし若さの盛りのころ陰毛が黒々と繁って、
成熟した性器が医者たちの手に渡されるときの喜びが一番だ。
だから最初は睾丸に、成長することを命じて待ち、
それらが六百グラムになり始めた後、
ヘーリオドールスが奪い去る。
もうひげが生えないので理髪師の損になるが、それだけだ。
奴隷売りらの奴隷たちを、本物の哀れな不具が悩ませ、
捨てられたひよこ豆の袋が辱める。

遠くからでも見えて誰の目にもとまる、
女主人によって去勢された男が銭湯に入ってきて、
きっと葡萄と庭の監視人にちがいない男を呼ぶ。
あの男は女主人と寝るのだろうが、
しかしポストゥムス、今や荒々しくなり、
今やひげを剃らなくてはいけなくなったブロミウスを、玉なし男にゆだねるなよ。

もし女が歌うことを好むならば、
執政官たちに声を売っているどの歌手の留め金も耐えられない。
楽器が常に両手の中にあり、密集した紅縞メノウがリラ全体を照らす。
優しいヘーデュメレースが作品を演奏するときに用いた、
曲がったバチで弦が数えられる。
このバチを抱き、ここで身をくつろげて、愛しいバチにキスをする。

このスレッドを全て表示


このスレッドは過去ログです。