アレクシオス「仕入れ先って、山の中から石を拾ってきてるだけかよ!? いや確かに元手はゼロだが
こんなところ彷徨いてたら、ゴブリンだって湧いて出るっての、正体とか些末事だろ!」
ザイウス「妖魔を見つけたことと、鉱石の量が増えていることの同時性……何だか嫌な予感がしますねぇ」
http://dl1.getuploader.com/g/CardWirthReplay05/135/52_012.png
セレナ「おおっと、アレが問題の妖魔ですね? では早速いつも通りに……って、ええっ!?」
アレクシオス「避けただと!? しまった、アレのどっちが前か後ろか見当もつかないが
そもそも『前後』という概念すら無いモノかも知れないぞ、奇襲が通じないとは厄介な!」
http://dl1.getuploader.com/g/CardWirthReplay05/136/52_013.png
アレクシオス「とは言え一匹だけなら負ける道理も無いし、無傷で楽勝ではあるんだけどな」
ザイウス「うあー、やっぱりそうですか、依頼人が『商品』を作るのに使っている鉱物自体が、この妖魔の
核でもあると。最近その数が増えているということは、もう説明不要の厄ネタですよねぇ」
アプリコット「原因があって増えてるなら良いんだけど、地道に駆除だと疲れそうだよね……」
http://dl1.getuploader.com/g/CardWirthReplay05/137/52_014.png
ヴィーヴィ「この鉱物が妖魔の核だとしても、妖魔その物じゃなく鉱物が大量に散らばってるのは
増えてはいるけど、核を残してすぐに死んでいってる、ってことなのかしら?」
アレクシオス「妖魔自体を見たのもあの一匹きりだ、あまり長生きするモノじゃないのかもな」
セレナ「となると、原因を排除すれば、自動的に解決になる可能性は高いですね」
http://dl1.getuploader.com/g/CardWirthReplay05/138/52_015.png
ザイウス「まあ『誰か』が鉱物をバラ撒いている、というのはある意味では正しいですけどね
その『誰か』が人間ではない、というだけの話です……だからどうしたという話ですが」
ヴィーヴィ「(思ったんだけど……この辺の植生ではありえない鉱物ってことはさ、要するにあの妖魔が
この鉱物の原料なのよね? 全滅させたら、それ以上手に入らなくなったりしないのかしら?)」
アレクシオス「(なに佳人の頼みでもあるまいし、先の事まで考えてやる義理も無いさ
金の分の仕事をすれば良いだけの話だ、結果的に奴が困ろうが金は毟る)」
セレナ「(いやー、相変わらず外道ですね(笑))」
http://dl1.getuploader.com/g/CardWirthReplay05/139/52_016.png