俺が中2の時にひぐらしにハマって書いた痛い小説読みたい? #17

17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/11/30(月) 23:59:34.20 ID:CiC45d3A

 心臓の鼓動が鳴り止むまで二時間以上あった気がする。
僕は急いで立ち上がった。逃げなきゃ殺される!
 廊下に出てみると、もう人影はいなかった。
 急いで家に帰った。尾行されている気配はない。
 幸運だった。

 僕は事件の整理をした。
 ①、僕が来る前に夕立が降っていた。5時10分くらいか?人影がいた。
 ②、入ったら誰も居らず、荒らされた形跡があった。
 ③、そして謎の二人の声。(一人は機械の声。)
 よし、これでOK。
 ああ、ここには電話は無かったな。
 公衆電話があったはず…犯人達は僕のことも見ていなかった。
 つまり、公衆電話で通報してもバレないはずだ。
 僕はコンビニに急いだ。電話ボックスが隣にあるはずだ。

 いつもは押してはならないボタンを押す。非常時だ。
「もしもし!!」
「はい、こちらは川本町交番。どうされました?」

 僕は事細かに状況を説明した。
 先生が消えたこと、室内が散乱していたこと、そして謎の人、血痕のこと。

「…ですから、できるだけ早くお願いします!」
「はい、分かりました。今から行きますので」
 よかった。これで犯人は捕まえられるだろう。
 僕は一息ついて、家に帰った。

 翌朝、学校に行った。
 いつも通りの学校だった。
 
 …いつも通り?嘘だ、絶対そんな事!
 僕は走って教室に殴りこむ。
 遅刻か!授業をしていた。
 
 ?若い女の先生と一緒に?
 先生はどうなったのか?
 僕は女の先生に突如聞いてみた。
「先生、前の先生は?」
「え?前から先生は私よ?先生の顔、忘れちゃった?」
 ―そんな馬鹿な…。
 僕は崩れ落ちた。
 
 事件はそもそも無かったようにされたのだ!

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