月日は流れ
五人、いや、六人の絆が深まってきたころ・・・
俺「学校の敷地から化け物を駆除し、学校の内部を完全に安全と呼べる空間にしないか?」
りーさん「それは・・・無茶よ」
くるみ「私は賛成だな。学校の周りのフェンスを点検して、場合によっては修繕して校門をしてれば校庭も使えるようになるしな」
ゆき「校庭で遊べるようになるの!?校内お掃除やろうよー!」
みーくん「たしかに、散らかったまはまの教室や廊下を見続けるのは辛いですし・・・いずれやることになるならばはやいほうが・・・」
りーさん「でも・・・相当数いるわよ・・・」
俺「悠里が言いたいことはわかる。心配してくれているのもな」
俺「でもこれは男の仕事だ俺一人でやらせてもらうからな」
くるみ「水くさいこと言うなよ!私も化け物は協力するぜ!」
俺「まずは校舎内を綺麗にすることから始めるか・・・或いは校舎の外を片付けて校舎内への化け物の侵入を防いでから校舎内を片付けるか」
りーさん「校舎内から校舎外からの侵入を防ぐようにやったほうがよさそうね」
みーくん「割れた窓は用務員室や技能室にあるプラスチックの板を打ち付けてカバーしましょう」
りーさん「散らばった床は壁の掃除は私がするわ」
ゆき「私はー?」
りーさん「ゆきちゃんはいつも通り授業を受けないとだめでしょ」
ゆき「えへへ!そっかー!」
俺「決まり・・・か」
俺「じゃあ明日からに備えて俺ははやめに休むよ」
りーさん「俺くん!」
俺「なんだ悠里」
りーさん「無茶は・・・しないで頂戴」
俺「わかってるよ」