【紫陽花】CardWirth(カードワース)【半夏雨】 ID:8WL+Kwvu

689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/09/29(火) 19:18:45.51 ID:8WL+Kwvu

改変上手いよね
悪役の親父さんと娘さんの顔絵、凛々しくて好き

690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/09/29(火) 19:20:39.46 ID:8WL+Kwvu

突然ですが、一枚静止画実況もどき流すよー
PT説明
http://wikiwiki.jp/vipwirthyado/?%A5%E9%A1%BC%A5%C7%A5%C3%A5%AF%A1%A6%A5%B0%A5%EA%A5%BA%A5%EA%A1%BC%A5%BA

~前回までのあらすじ~
博物館の警備を任されたラーデック・グリズリーズは泥棒が召喚した竜と戦いになり、辛勝ながらも泥棒を捕まえることに成功した。
しかし、パーティーの火力不足を認識した一行はリューンのある屋敷で焼菓子練成を購入すると粗悪な金を旅費に換え、スキルを揃える為に傭兵都市ゲルミナに向かったのであった。(>>517

キース・ロウ「流石、傭兵都市を名乗るだけありますね。素晴らしい技能がいっぱいです!」
アラン・スミシー「弓矢、どうした?さっきから唸って。」
弓矢「うーん、私のアニキセンサーがここにアニキ技能があると伝えているんだが…店が見当たらないんだ。」
キース・ロウ「折角物凄い剣技能があるのに何を好き好んでアニキ技能なんかを買おうとしてるんですか?」
弓矢「なんかとは何だ!アニキ技能は愛に溢れる素晴らしい技能なんだぞ!」
アラン・スミシー「まあまあ落ち着いて。もしかしたら、ある一定の技量がないとその店に入れないのかもしれないな。一旦出直すとしよう。」

ラーデック・グリズリーズは傭兵都市ゲルミナを観光したのち、岐路に着いた…。(レベル不足により「愛の弾丸」購入を断念。)


宿に戻った一行を待ち受けていたのは依頼人の少年の話に涙する宿の亭主の姿であった。(>>520のシナリオを選択)
宿の亭主「おう、お前達。丁度良いところに帰って来たな。この子の依頼を引き受けてやれ!」
キース・ロウ「藪から某にいきなり命令形ですか…まずは話を詳しく聞かないことには。」
少年ライオールの話によると働き詰めの姉が治療困難な病気になり、治すには涙を止める花と呼ばれる珍しい薬草が必要だと言う。
家族は姉弟の二人だけの為、頼る者もおらず、報酬は300spしか出せないらしい。

キース・ロウ「ありがちな話だなぁ…。」
弓矢「ううっ、なんて美しき兄弟愛!少年よ、私達が力になろう!」
ライオール「ありがとうございます。」
キース・ロウ「ちょっと待ってください、弓矢!報酬も低いですし、どうも胡散く…」
宿の亭主「キース、お前には血も涙も無いのか?そんなに薄情な奴だとは思わなかったぞ!」
アラン・スミシー「折角、新しい技能も手に入れたんだ。食も今のところ困らないし、受けてやろうじゃないか。」
弓矢&宿の亭主「そうだ!そうだ!この冷血漢!何の為に技能を買いに行ったんだ?!」
キース・ロウ「…うっ。分かりました、分かりましたとも!引き受けますから、罵倒しないでくださいよ!」

こうして少年の依頼を引き受けたラーデック・グリズリーズは薬草のある森へと向かった。

691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/09/29(火) 19:21:26.73 ID:8WL+Kwvu

ウィードや狼に追われながらも何とか涙を止める花を見つけた一行は、今最大の難関に直面していた。
気付かない内に熊の縄張りに入り込み、二匹の熊と交戦状態に陥ったのだ。興奮する熊の薙ぎ倒しが猛威を振るい、翻弄される一行。
僅か1ターンでキース・ロウが意識不明に。重傷を負ったアラン・スミシーは器用に防御しながら弓矢と連携し、辛くも熊二匹を討ち取った。

http://dl6.getuploader.com/g/9|zikkyou/3072/3_03.png

涙を止める花を摘み取った一行は岐路に着こうとすると胡散臭い女に声を掛けられた。花を800spで譲って欲しいと言うのだ。

アラン・スミシー「800sp?大した金額だな。どうするキース?」
キース・ロウ「勿論、断るに決まっているでしょう。依頼を引き受けたからには依頼人の言葉は絶対です。譲る訳には行きません。」
弓矢「見直したぞ、キース!それでこそ冒険者だ!」
キース・ロウ「俺の主義に従っただけです。」
かくして、少年に涙を止める花を届けたラーデック・グリズリーズは300spを得て、多大な任侠心を見せた。


数日後、更なる技能を探し求める為に闇市に向かった一行はそこで意外な人物を見つける。

キース・ロウ「?この声…。」
ライオール「幻の万能薬『涙を止める花』がたったの1000spだよ~!」
客「おう買った!」
客「ちょっと待て!俺が1100spで買うぞ!!」
客「待ってくれ!俺には病気の娘がいるんだ、譲ってくれ!」

アラン・スミシー「…これは一本取られたな。」
弓矢「病に伏した人はいなかったのか。良かった、良かった!」
キース・ロウ「良くありませんよ!ああっ、あの時、売っていれば…っ!」
アラン・スミシー「依頼人の言葉は絶対なんだろ?」
キース・ロウ「それを言われると立つ瀬がありません!ああっ、なんて事だ!!」

地団駄を踏んで悔しがるキース・ロウ。ああ、彼等の行く先に幸多き喜びはあるのであろうか?!以下、次回へ続く。


ここまで読んでくれてありがとう!
ちょっと背後が立て込んできたので、安価は11月以降にお願いしに上がります

693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/09/29(火) 21:04:43.86 ID:8WL+Kwvu

>>292
愛の弾丸を今、改めて探しに行ったらありました!
こ、こんなところに…ぐぬぬ
ごめんなさい、こちらの探索不足でした!次回、購入行ってきます!


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1001名無しさん@Next2ch:Over 1000 Thread

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