俺「ふむ……やってみる価値はありそうだ」
お前ら「俺さんならそう言うと思いましたよ」
~会場~
受付「あの……お二人が参加ですか……?」
俺「そうだ、何か問題でも?」
受付「い、いえ……あちらの席でお待ちください」
俺「おう」
お前ら「さ、さすがに目立ちますね」
俺「ふん……俺達は一応恋人なんだ、堂々としてればバレない」
お前ら「……ええ、そうですね」
~しばらくして~
関係者「俺さん、お前らさんいらっしゃいますか~?」
俺「ここにいる」
関係者「こちらにどうぞ」
俺「おう」
お前ら「……」
関係者「監督、連れてきました」
監督「ご苦労、君たちが今回の企画に参加してくれる人たちだね」
俺「そうだ」
監督「ううん……まさかホモカップルが来るとは思ってなかったが……まあこれはこれでいいのかも……」
俺「何か言ったか」
監督「ああ、お気になさらずに……じゃあ準備の方おねがいしますね、こっちはもう準備できていますので」
俺「分かった」
お前ら「うう……撮られると思うと何か恥ずかしいですね」
俺「撮られる……?撮影されるのか……?」
お前ら「ええ、avの企画で失敗したらセックスするんです」
俺「撮られるのは好きじゃないんだがな……」
お前ら「そんなこと言わないでくださいよ、百万円ですよ」
監督「あの……いいかな」
お前ら「あっ……すみません、いいですよ」
監督「ああ……うん……ええとねフェラチオする方ってどちらかな……?」
俺「俺だ」
監督「ああ……それじゃあ目隠ししてもらっていいかな」
俺「構わない」
監督「うん……じゃあ撮影始めましょうかね……出演者の皆さん並んでください」
男優1「……」
男優2「……」
男優3「……」
お前ら「み、みんな手慣れてる感じだな……」
監督「それじゃ撮影3秒前!3!2!1!」
アナウンサー「さあはじまりましたフェラチオして恋人を当てたら百万円、本日の出演者はこちらの方々です」
お前ら「あ……どうも~……」
俺「……」
アナウンサー「今日の意気込みを教えて下さい」
お前ら「え……あの……頑張ります」
アナウンサー「緊張してるのかな?ありがとうございます、こちらの方は?」
俺「……俺か?」
アナウンサー「はい」
俺「すまんな、目隠ししてるから誰に話しかけてるか分からなかったんだ、百万円はかならず取って帰る、取らなきゃいけない理由があるんだ」
アナウンサー「はい、ずいぶん強気なでしたね、それほど自身があるのでしょうか?」
お前ら「……」
アナウンサー「それでは、一人目、しゃぶってみましょう」
俺「……」
アナウンサー「一人目の方、前へ」
男優1「……」
アナウンサー「しゃぶってください」
俺「ん……」ジュプ
男優1「……」
俺「……こいつは違う」
アナウンサー「なるほど、次の方」
男優2「……」
俺「……」ジュプ
俺「こいつもだ」
アナウンサー「言い切っていきますね、次の方」
お前ら(俺さんは絶対に外さない……だからこの企画を持ちかけたんだ……これが終われば僕たちは解放される……)
男優3「……」
俺「……」ジュプ
俺「違う……」
お前ら(……これが終わったら僕たちは離れ離れになるだろう)
お前ら(どういうわけか知らないが指定された人と毎日セッ