俺「フェラチオして恋人を当てたら百万円?」お前ら「はい」

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 02:26:24.85 ID:jRekxvc/

俺「ふむ……やってみる価値はありそうだ」

お前ら「俺さんならそう言うと思いましたよ」

~会場~
受付「あの……お二人が参加ですか……?」

俺「そうだ、何か問題でも?」

受付「い、いえ……あちらの席でお待ちください」

俺「おう」

お前ら「さ、さすがに目立ちますね」

俺「ふん……俺達は一応恋人なんだ、堂々としてればバレない」

お前ら「……ええ、そうですね」

~しばらくして~
関係者「俺さん、お前らさんいらっしゃいますか~?」

俺「ここにいる」

関係者「こちらにどうぞ」

俺「おう」

お前ら「……」

関係者「監督、連れてきました」

監督「ご苦労、君たちが今回の企画に参加してくれる人たちだね」

俺「そうだ」

監督「ううん……まさかホモカップルが来るとは思ってなかったが……まあこれはこれでいいのかも……」

俺「何か言ったか」

監督「ああ、お気になさらずに……じゃあ準備の方おねがいしますね、こっちはもう準備できていますので」

俺「分かった」

お前ら「うう……撮られると思うと何か恥ずかしいですね」

俺「撮られる……?撮影されるのか……?」

お前ら「ええ、avの企画で失敗したらセックスするんです」

俺「撮られるのは好きじゃないんだがな……」

お前ら「そんなこと言わないでくださいよ、百万円ですよ」

監督「あの……いいかな」

お前ら「あっ……すみません、いいですよ」

監督「ああ……うん……ええとねフェラチオする方ってどちらかな……?」

俺「俺だ」

監督「ああ……それじゃあ目隠ししてもらっていいかな」

俺「構わない」

監督「うん……じゃあ撮影始めましょうかね……出演者の皆さん並んでください」

男優1「……」

男優2「……」

男優3「……」

お前ら「み、みんな手慣れてる感じだな……」

監督「それじゃ撮影3秒前!3!2!1!」

アナウンサー「さあはじまりましたフェラチオして恋人を当てたら百万円、本日の出演者はこちらの方々です」

お前ら「あ……どうも~……」

俺「……」

アナウンサー「今日の意気込みを教えて下さい」

お前ら「え……あの……頑張ります」

アナウンサー「緊張してるのかな?ありがとうございます、こちらの方は?」

俺「……俺か?」

アナウンサー「はい」

俺「すまんな、目隠ししてるから誰に話しかけてるか分からなかったんだ、百万円はかならず取って帰る、取らなきゃいけない理由があるんだ」

アナウンサー「はい、ずいぶん強気なでしたね、それほど自身があるのでしょうか?」

お前ら「……」

アナウンサー「それでは、一人目、しゃぶってみましょう」

俺「……」

アナウンサー「一人目の方、前へ」

男優1「……」

アナウンサー「しゃぶってください」

俺「ん……」ジュプ

男優1「……」

俺「……こいつは違う」

アナウンサー「なるほど、次の方」

男優2「……」

俺「……」ジュプ

俺「こいつもだ」

アナウンサー「言い切っていきますね、次の方」

お前ら(俺さんは絶対に外さない……だからこの企画を持ちかけたんだ……これが終われば僕たちは解放される……)

男優3「……」

俺「……」ジュプ

俺「違う……」

お前ら(……これが終わったら僕たちは離れ離れになるだろう)

お前ら(どういうわけか知らないが指定された人と毎日セッ

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 02:47:51.10 ID:jRekxvc/

お前ら(どういうわけか知らないが指定された人物とセックスしたら毎月の借金の返済を代わりにしてもらえる)

お前ら(あきらかに怪しいがあの頃の僕は話を受け入れるしか無かった)

お前ら(そうして出会ったのが俺さん)

お前ら(最初は怖い人だな、なんて思ったが話してみればそうでもなかった)

お前ら(俺さんも借金持ちで返済するためにセックスをしている、僕と同じだ)

お前ら(僕たちは毎日のセックスを動画に撮り指定されたメールへ送った)

お前ら(しばらくして僕は俺さんに特別な感情を抱いてしまったことに気づいた)

お前ら(もちろん、僕たちは男同士だししょうがなくセックスをしている身だ、言えるわけがない)

お前ら(俺さんへの想いは日々募って行くばかりだった)

お前ら(だがそれも終わりだ、これで……終わるんだ)

お前ら(これは間違いではない……これでいい……)

アナウンサー「次の人……」

お前ら「……」

俺「……」ジュプ

お前ら(それでも……わがままなのはわかってる……自分勝手なのも……!)

俺「ん……」

お前ら(それでも……僕は……まだ俺さんといたい……!)

俺「……」

お前ら「俺さんっ……!」ギュッ

アナウンサー「ちょっ……反則ですよ!」

俺「お前ら……なぜ……」

お前ら「すみません……!僕……俺さんのことが……好きです……!」

お前ら「だから……離れたくない……一緒にいたいんです……」

俺「……借金を払い終わっても離れる必要なんてない」

お前ら「……えっ?」

俺「払い終わっても……ずっと一緒にいればいい」

俺「俺も好きだ……お前ら」

お前ら「俺さん……!」

アナウンサー「いいところ悪いんですが……罰ゲームとしてセックスをおねがいしますね」

俺「ああ……挿れるぞ……」

お前ら「はい……!」

俺「っ……」ズププ

お前ら「あっ……俺さん……!」

俺「今日は随分締まるなっ……!」パンパンパンパン

お前ら「だって……俺さん……!」

俺「大好きだ……!お前ら……!」パンパンパンパン

お前ら「僕もです……!」ギュッ

俺&お前ら「出る!!!!!!!」ドピュドピュ

アナウンサー「すごいセックスでしたね」

俺「はあはあ……お前ら……」

お前ら「俺さん……」

俺「ずっと……一緒だ」

お前ら「……ええ」

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 02:52:31.23 ID:bGYM74sw

何が>>1を突き動かすのか

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 03:11:15.88 ID:qGQTxa18

お前らだろ

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 04:36:36.67 ID:6ECg3C8F

面白い

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 05:13:06.45 ID:q9uAMnjO

ここで「お前ら」って書いてるのをよく考えると
一本の棒に群がるお前らってわけなんだよな
ホラーだな

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 08:23:29.74 ID:U+Ph3eA8

長編か

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 08:55:40.38 ID:ZZsBcmHX

感動した・・・!

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 10:03:03.83 ID:uCD+Fhiv

今では珍しいSSスレ
ネクストも前はSSがもっとあった

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 10:20:37.62 ID:MoPiicNC

こいつは定期的にスレ立ててるだろ

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 10:33:29.77 ID:uCD+Fhiv

同じやつが書いてたのか

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 11:11:18.83 ID:rJSzfGNi

いつもより長くてワロタ
定期的にお前らとの子供欲しがってんのもコイツな

13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 12:06:41.85 ID:csqHhX/x

泣いた

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/13(土) 14:10:32.55 ID:O4P7SFWU

いい話だなぁ

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/06/15(月) 08:11:41.85 ID:rYRlsGe0

泣いた


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