ロリ子「……」
このまま自殺することも考えた
けど、何もかも自業自得だ
私が悪い
ロリ子「……久しぶりに遠出して、レイプされるなんて」
ロリ子「帰ったらスレ立てよ……」
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ロリ子「服破かれてなくて助かりましたわ。お金も取られてないし、本当にただの性欲魔獣だったのね」
時間が立つと、案外気持ちは楽になった
むしろ処女卒業できたし
ロリ子「そんな風に思わないと生けていけないわ……」
ロリ子「……」
ロリ子「H県。もう二度と来ませんわ」
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トアガチャ
ロリ子「……ただいま」
ママ「お帰りなさいロリ子……」
ロリ子「ママ……」
ママ「どうしたの?」
ロリ子「……なんでもない」
ママ「……」
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メール『わさび味ののど飴。これがあさのあつきさんの手がかりのひとつのようです』
ロリ子「……はぁ」
ロリ子「あ、スレ立てよ」
『レイプされたったwwwwwwwww』
お前ら『おっさん』『おっさん』
ロリ子「変わらないなぁ……。ちょっと嬉しい」
ごま◆『メール読みました。少し調べたところ、わさび味ののど飴はA県の○○菓子店にて限定発売された菓子のようです。僕はそこに行ってみます』
ロリ子「そっか……。良かった……」
ごま◆『お嬢様、本当にありがとうございました』
メール『いえいえ、お役にたてて良かったです』
ごま◆『……もしよろしければ、お嬢様も来ませんか?ここまでしてもらってお礼の一つもしないなんて……』
ロリ子「……」
メール『遠慮します。怖いです本当に』
ごま◆『……何かあったんですか?』
ロリ子「正直に言うべきかな……」
メール『信じなくてもいいです。レイプされました』
ロリ子「あーあ、送っちゃった。虚言癖があると思われたら嫌だなぁ」
ごま◆『……警察にすぐ連絡してください。相手の風貌を正確に伝えてください』
メール『信じてくれるんですか?笑』
ごま◆『嘘じゃないのはなんとなくわかります。すみませんでした。自分の身勝手に付き合わせた上そんな目に合うなんて』
メール『いえ、もう大丈夫です。案外ケロッとしてます』
ごま◆『すみませんでした。今一度お願いします。A県に来て頂けませんか?』
ロリ子「……どうしてよ」
メール『前述しました通り、本当に怖いんです』
ごま◆『お願いします。お礼と謝罪をさせてください』
ロリ子「……」
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ママ「ロリ子、何かあったの?」
ロリ子「別に。それより、A県に行きたいの。お金貸して?」
ママ「……どうしたの?この前H県に行ったばかりでしょ?なにか危ないことでも……」
ロリ子「お願い……。もう少しで、ニート卒業できそうなの」
ママ「……ロリ子」
ロリ子「お願いママ……」
ママ「わかったわ。何かあったら絶対にママに連絡すること。いい?」
ロリ子「ありがとう……」
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メール『わかりました。行きます』
ごま◆『本当ですか?ありがとうございます。では×月○日の△時……』
ロリ子「……」
またレイプされるかもしれない
でも一回されたんだし、もう別にいいかな
半分投げやりな気持ちのまま、私はA県へと向かった