安価でSS書くわ #156

156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/05(木) 05:07:09.92 ID:IZTVUqna

必死に走って帰って、ごみ箱を漁った

た子「たこ焼き!どうせまだ生きてるんでしょう!?」ガサガサ

た子「なんで私が前の姿に戻ってんのよ!説明しなさいよ!」ガサガサ

た子「あった……このビニール袋に確か……」

そこに入っていたのは、異臭のする半個体の「何か」

た子「……!」

た子「これが、アイツな訳ない……!どこ行ったのよ!」

私は一晩中、ごみ箱を漁った
けれど、たこ焼きはどこにもいなかった

た子「なんで……どうして……」

何かを期待して、何度も何度も鏡を覗いた
そこに映っていたのは醜い元の自分の姿
いや、前の自分より汚い顔をしている

た子「……ハハハ」

た子「……ハハハハハハハッ」

た子「わかった。もう全部わかった」


た子「私は全てを……諦める」


たこ焼きだった「何か」が入ったビニール袋に手を突っ込む

グチョッ

た子「フフフ……私は、華の女子高生……」

グチャッグチャッ

た子「好きなことは……おいしいものをいっぱい食べるとことなの……」

ネチョッネチョッモグモグ

おわり

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