安価でSS書くわ #155

155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/05(木) 04:49:01.70 ID:IZTVUqna


それから私が過ごす日々は、とても充実しているはずなのに

どこか味気ないものに変わってしまった

学校に行って、放課後カラオケに行って、イケメンとセックスして

理想のJKライフのはずなのに

楽しい、はずなのに━━
ーーーーーーーーーーーー

イケメン「た子ちゃんどうしたん?元気ないぞー」

た子「そっそんなことないよ!すっごい楽しんでるから!」

友達「本当にぃー?てか、あれ?た子ちょっと!」

た子「え、なによ」

友達「ほら、ほっぺのとこ!ニキビできてる!」

た子「うそ……!?最悪……。ちょっとトイレ行ってくる」

イケメン「ナンパされちゃ駄目だぞーケラケラ」
ーーーーーーーーーーーー

た子「もう……昨日チョコ食べたからかなぁ……」

た子「とりあえずファンデ塗っとこ……」

た子「……なにこれ」

た子「ニキビどころじゃない……!」

た子「ホウレイ線も、目つきも、胸も……」

た子「どんどん前の姿に戻ってる……」

た子「嫌だ嫌だ!!このままでいるんだ!私は前の姿になんか戻りたくない……!」

戻りたくない……!

ーーーーーーーーーーーー
ドアガチャ

た子「……」

友達「おーおかえり……?」

イケメン「誰こいつ?」

た子「えっ……」

友達「あの……部屋間違ってません……?」

イケメン「はやく出てけよブス」

友達「ちょっ初対面の人になに言ってんの!」

ドアバタン

た子「……」

ーーーーーーーーーーーー

友達「あの子でもうちの制服じゃなかった?」

イケメン「知らねーよ。ブスに人権はねーの」

友達「まぁ確かに……あんなブスうちの高校に居たっけなぁ……」

イケメン「知らねっての。そんなことより、た子ちゃん遅いなー」

ーーーーーーーーーーーー

た子「前の姿に……戻った」

た子「そうだ、アイツ……」

た子「どうせまだ生きてる……」

このスレッドを全て表示


このスレッドは過去ログです。