>>63
それから数年後。
ブ「で、あのとき、なんで急に舐めたの?」
パ「だーかーらー、おで、覚えてないって。
でもさー、なんかおまえに一番最初にツバつけときたかったのかもな、このおでが、他の誰よりも」
ブ「なんだよそれ、汚いなー」
パ「いや、汚くないよ、おまえかわいーし」
ブ「そーじゃなくておまえのツバが…まー、いいや」
パ「あ、またご飯粒ついてる」
と、食事中のブの頬から米粒を取ってあげて、自分の口に入れるパ。
ブ「汚いし。っていうかおまえ、米粒よっぽど食べたいだけなんじゃないの?」
パ「だから汚くないって。おまえはかわいいし、米は大事なんだから」
軽口を叩くふたり。
後輩たちが、あのふたりほんとに仲良しだなーと感心して眺めている。
おわり