【フランス】 天才数学者、与党から追放 パリ市長選出馬で「分裂」か 2020/01/31
パリ=疋田多揚 2020年1月31日
3月に予定される仏パリ市長選で、初当選をめざす著名数学者のセドリック・ビラニ氏(46)が29日、マクロン大統領の与党・共和国前進から、公認を受けずに立候補しようとしているとして追放された。ビラニ氏は追放されても市長選に立候補する構えを崩さず、同党は「分裂選挙」を強いられる見通しだ。
ビラニ氏は2010年、「数学のノーベル賞」と言われるフィールズ賞を受賞。大きなネクタイとクモの形のブローチがトレードマークとして知られる。17年に国民議会(下院)選挙にマクロン氏率いる共和国前進から立候補して初当選。「古い政治からの脱却」を訴えるマクロン氏にとって、ビラニ氏はその象徴的存在だった。
ビラニ氏は当初、パリ市長選でも共和国前進の公認候補をめざしたが、同党は昨年7月、マクロン氏側近の グリボー前政府報道官を公認候補に決定。世論調査では両氏が拮抗(きっこう)していただけに、ビラニ氏は党の対応に不満を募らせた。
===== 後略 =====
そんなに突出した才能じゃないだろww
日本人の受賞者は、2016年現在、 小平邦彦(1954年)、 広中平祐(1970年)、 森重文(1990年)の3人である。