千葉がんセンターの報告書がイマイチなのは、
各部署での対応策をとってるものの、
安い保険料収入で回してるので仕方がない、
米国では、安全にはそれなりに治療費に上乗せして コストをかけている。
この保険点数じゃ、質的にはこんなもんじゃね。
人手が足りてないのが抜本的原因で、国が悪く 自分たちは悪くない .................. 的な締めくくりのところだな。
確かに、リスクマネジメントの考え方的には、 常にエラーは起こるもの、個別のミスを犯した 人を罰するのではなく、エラーが起きる要因に 対策をするのが原則ではあるけど、事故が起きちゃった 時のリスクマネジメントの最終段階、 賠償の仕方、公表の仕方とかの段で、失敗しすぎだ。
心情的には国の施策や人手不足などの予算不足とかの 背景要因に原因を収束させたいのは理解できるが、 報告者のまとめは自分たちの責任に言及させて終わらせとかないと。
原因の一因(中の人にとっては大きな要因だろうけど)、予算増やせ、 待遇改善しろが報告書の最後に来ているのはいただけない。
また、事故が起きた経緯を見る限り、今回の事故に関しては、 人手不足が直接的な原因ではないし、あくまで背景要因。
内視鏡で大きな事故やらかして、改革中と言う割には、 自分たちには責任はない的に読み取られてしまうような 報告書が出るようでは、思いやられる。
まぁ、ある意味本音だろうけど、事故を原因に焼け太りを狙ってるのかな。