変わらんよ
top は「頂上部分」という具体的な名詞でもあるけど on top of と言うときはその具体性は薄れて文法化して
あたかも relational noun のように使われてる
印欧語では基本的に格変化で単語同士の関係を表すから
前置詞はその関係を修飾する補助でしかない。つまりもともとは副詞なわけよ
sleep on mat の例だと、昔は mat は処格だったので sleep mat だけで文は成り立つんだけど
マットで、の「で」は具体的には上なの?傍なの?下なの?中なの?というのを表現するために副詞「on 上で」を
用いていた。そんなのどっちでもいいってときは用いなくても良かった。
(もちろん現代の英語では格変化が全部消えてしまったので前置詞化した on の使用は義務)
で、印欧語にはそういう副詞や、副詞が変化した前置詞が各種ある。「上に」「下に」「中に」「周りに」
ところが極東のエキゾチックな言語ではこれらは全部「上」「下」「中」「周り」という名詞の処格であって
純粋な副詞ではない。「on」とか「above」とかを意味する純粋な副詞は存在しない
それを西洋の学者が面白がってるわけよ