ホームレスに「腎臓を200万で売らないか」と持ちかけたヤクザを逮捕
指定暴力団住吉会系組幹部の70代の男らが、ホームレスの男に臓器売買を持ち掛けた疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は近く臓器移植法違反容疑で、組幹部の男らを逮捕する方針。
捜査関係者によると、組幹部の男らは2013年12月から14年4月ごろにかけ、ホームレスの40代の男に「腎臓を200万円で売らないか」などと持ち掛け、臓器売買の約束を交わした疑いが持たれている。移植手術は実際には行われなかったという。
臓器移植法は、臓器売買を禁止している。臓器を提供する対価として利益供与を要求したり、約束したりした場合は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科せられる。
(2015/07/21-01:24)